私も8年勤めた会社を退職
彼が独立したあと、
来年30歳になる私も「結婚」に向けて
反会社の彼と、この会社に属しながら結婚するのはうまくいかなくなるだろう、
営業も8年目で疲れて来たし、そろそろ限界を感じ、転職を考えていた。
（今思えば、彼の社内でのいざこざが無ければ、余計なことを考えずにもっと純粋に仕事と向き合えていたかもしれない）
そんな時、都合よく親族の会社からの誘いがあり、私は遂に転職を決意した。
そして、同棲へ
退職をしてから次の仕事を始めるまでは２ヶ月ほどあった。
その間に、母と祖母を連れて旅行へ行ったり（コロナ前に行けてラッキーだった）
同棲前の最後の実家生活を満喫しつつ、
新しい職場へ挨拶に行ったり、新しい仕事の準備も進め
8年間の営業生活を卒業した開放感を感じながら過ごしていた。
同時に、春から「同棲」生活が待っている。
ついに、自分も「結婚」ができるんだ・・・！そう思っていた。
準備中にもまた喧嘩・・・
同棲準備は着々と進み始めていた。
同棲マンションは、親族が経営するマンションで良い物件が見つかった。
お互いに出し合ったお金で、冷蔵庫やテーブルなどの必要家具を買い、
ラッキーなことにその他のものは譲り受けたものがあったので
そんなに経費がかさむことはなかった。
一気にではなく、徐々に引っ越しを進めていたので、
ソファを置きに来た時だった。
「斜めにこうやって置いたらいいんじゃない？」
「え、斜め…？まっすぐのほうが良いんじゃ？」と言った瞬間
「センス悪！（ドンッ）←何か物に当たる音
先から、重いものを持っていてもありがとうもないし
ずっとムスッとして楽しくなさそうにして、お前はなんで偉そうなんだ！」
彼の激キレスイッチが入りました。
私は、（え・・・なんで今のでこんな怒ることになったの・・・こわ）
っていう感じで放心状態。
でも、自分の態度も良くなかったかなと思い直したが、
彼の怒った態度が怖くて何も言えず、泣くばかり・・・。
ずっと泣いてたら、
「なんで泣いてばかりなの。泣くのはずるい。結局俺が謝らなきゃいけない。
言いたいことがあるなら言え。いーや、もうわかった。俺が悪かった。もう仲直りしよ」
そんなことを言われた…気がする。
もう自分でも、自分の感情もよくわからないし
この人と本当に結婚するのか？という問いがずっと頭につきまとっていた・・・
同棲が進む前に別れれば良かったのに・・・
この後も、うまくいかない同棲生活は続きます。
➖⑤へ続く
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